2012春の巡礼紀
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2012年5月14日〜23日イタリア・フランス・ベルギー巡礼の旅 巡礼の旅では、貴社の長谷川さんに大変お世話になりました。おかげさまで、巡礼に集中することができ、次また行きたいと思いました。 津山教会での今回の巡礼の旅の説明会に参加しなかったせいと、私の、準備と信心が足りなくて、それでもルルドの水は1?余だけ持ち帰りました。教会に…、とか病気の人に…とか…容器を用意していなくて…巡礼に参加された方達の様子をみて、慌ててしまいました。 その中のひとつを、脳炎で入院中のルイ神父様(所沢教会担当ではありません)に持って行きました。(私はさいたま区・所沢教会所属です。) 防衛医科大学(所沢)に入院中でしたが、担当医が復帰不可能と診断された方です。ルイ神父様が倒れて危篤状態からよく知っている友人は、「ルルドの水」のおかげよ!と、言っていました。 6月24日にお見舞いに行った時は、大学病院での治療は終了で、リハビリ病院の空き待ちということでした。でも翌日急遽、空きの知らせがあり、6月25日にリハビリ病院に転院されました。その後7月1日にお見舞いに行った時はビックリしました。リハビリ病院に移って一週間後のことです。車椅子から、ひとりでスーッと立って、手すりにもつかまらず、歩き出し、廊下をひとまわり歩けました。会話する声は、もどり、歩く(まだ見守りが必要)以外は、ほぼご自分でなさるそうです。まだ、微熱が出たり、低血圧で息切れがするなど、無理はできないようですが、日常生活に戻るのも時間の問題のようで、そう遠くは無い予感です! 長兄のところでは、義姉さんが孫を抱いて世話していた時、バランスを崩して肋骨を骨折したそうでしたが、手術をしないで自然治癒を選び、痛みをこらえて生活していたところへ、タイミング良く、私が送ったルルドの水が届いたそうです。さっそく、痛みの出るところに塗ったら、よくなったというのです。 妹のところにルルドの水が届いたのは、5月31日で、聖母マリアがエリザベトを訪問されたことを記念する日だったとか。エリザベトは亡き母の洗礼名です。今回の私の巡礼は母からのサインが、なにがしか働いているような気がしてなりません。 S氏は、少し教会をお休みして落ち込んでいた時で、それというのも、胆石を取る手術の前で…、ルルドの水をとても喜んでくれました。術後は落ち着かれたようで7月1日の日曜日には元気なおすがたにお会いしました。 Y.Kさんは3年前、若き息子さん(享年29歳)を亡くされた方です。以前は見なかったのにルルドの水のおかげで、夢で亡き息子さんに会えたそうです。 こんなわけで、まだ、他にも入院していた人、術後の人、高齢の方に、それぞれ送った先で「ルルドの水」はタイミング良く、喜ばれ、みなさんを元気づけてくれたようです。 そんな、こんな、やり終えたところなので、今の私は、少々、空虚です。来年は、聖地イスラエル巡礼を思い描いています。 ワーレ神父様とジョニー神父様と、ご一緒できた、今回の巡礼の旅は、信仰を深めてくれる、実り多いものになりました。主に感謝! |
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2012年イタリア・フランス・ベルギー巡礼の旅 (高山右近列福を祈る) 1月末、津山教会(岡山)からの一通の旅の誘いがきました。ヴァン・デ・ワーレ神父様(淳心会・ベルギーのゲント出身)からでした。神父様が30代の頃に、カトリック岡山教会に赴任され、私が子どもの時、教会学校で遊んでいただいた方です。私が岡山から進学のために上京して、60歳になるまで、音信不通でしたが、その間も、私の為に祈り続けて下さった方です。ある事から、そのことを人づてに知らされて、ワーレ神父様と繋がるようになりました。 そんな折でしたから、これはチャンスと、夫には事後承諾で巡礼の旅に参加する事を即決しました。夫も子ども達も気持ちよく送り出してくれました。 薫神父様も入間地区の家庭集会で巡礼の旅へ、派遣への祈りと祝福をして下さり、送り出してくださいました。大阪地区のジョニー神父様(淳心会・コンゴ民主共和国出身)も同行。巡礼地は、アッシジ・ローマ・ヴァチカン・ルルド・ゲント・ブリュッセル・ブルージュ。ワーレ神父様の休暇に合わせての企画なので、淳心会ローマ本部・淳心会ブリュッセル修道院・一般のツアーでは行けない場所にも行けました。なんと言っても、私にとって、ルルドは特別な聖地でした。ルルドでは二泊しました。一日目は夕方着でしたから、ミサ、夕食、その後、9時からのルルド聖域内でのマリア・プロセッション(ろうそく行列)に参加。ルルドの9時は、まだ薄明るく、行列が終わるころに、辺りが暗闇になったほどです。幾重にも続く行列の灯とアヴェマリアの祈りと歌はすばらしいものでした。翌日は、朝ミサ後、水浴に待つ行列に並びました。この日は朝から涙腺が緩みっぱなしで、ミサ中泣いていましたし、水浴を待つ間も、亡き母が、かつてここに来たことを思い出したり、この巡礼に参加できたことも、母の後押しがきっとあったであろうことを、思いだす度に泣いていました。各国語なので良く解らないけど、アヴェマリアから始まっていたから、ロザリオの祈りと歌です。待っている間中、全員合唱の「天のきさき」と祈りに包まれて、結局、6時間待っていましたが、苦にならず、むしろ幸福な気持ちになっていました。 帰国してからは、その時の印象があまりにも強く残っていて、私は、大きな恵みをいただいたのでしょう、何かにつけて、心が動かされ、感謝の涙が絶えません。薫神父さまが派遣の祈りの中で、「…巡礼から帰ってきたら、皆さんに分かち合いをするように!」と言われたことを、今、自然体で分かち合い続けています。 この投稿記事を読んで下さっている皆様とも、きっと、この紙面で分かち合いができていると思います。 (田中よし子) |
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梅雨に入り時折肌寒さを感じることもあり、松村様におかれましては体調くずさずお過ごしでしょうか。 巡礼の旅が終わりポーッと思い出にひたっている毎日です。帰ってきた数日間はどっと疲れがでたようで母は昼も寝て過ごしていました。今は以前の生活に戻りつつあります。 母と参加になかなか踏み切れず、そんな中たくさんの相談にのって頂きありがとうございました。松村様の背中押しもあり一歩踏み出せました。その開けた扉の向こうは恵みがたくさんつまっていました。 当たり前であることの原点をみたような気がします。 帰りの飛行機からはきれいな朝日を見て世の中にこんな美しい景色があるんだなぁと深く感動いたしました。限りある広い地球の中で生かされているんだなぁと思いました。巡礼でのたくさんの感動を最後に大きく包み込んでくれました。 皆様のあったかい心に支えられ母も旅を終えることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。この感動を日々の生活に活かして参りたいと思います。 平成二十四年 六月十一日 田口 祥身 |
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†アヴェ・マリア この度は、ルルド巡礼に関して、大変お世話になりました。そして、又、沢山の写真を送っていただきありがとうございました。外国旅行も、巡礼もすべて初めてでしたが、一緒に参加された方々が、良い方達でしたし、神父様はじめ現地を案内して下さったシリルさんもいろいろと心をくだいて下さって楽しく有意義な旅をすることが出来感謝でした。 ルルドでは、大勢の人で、沐浴が出来なかったのは一寸残念でしたが、ローソク行列は、やはり印象に深く残りました。 信仰に純粋に生きた人たちの地を歩くことができた恵みに感謝して、聖母への思いを深めながら又、右近の列福を祈りながらの日々を過ごしたいと思っています。感謝のうちに。 大阪ヨゼフ宣教修道女会 斉藤 由美 |
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ー ルルド巡礼センター − |