フランス ルルド・ヌベール巡礼の旅
                                                     佐藤正功 栄子                         

2007/6/13 - 6/19


主の平和

妻とともに長い間ルルドの巡礼を計画しておりましたが、今回実現したことに感謝しております。
そして同行させていただいた皆様に感謝の御礼を申し上げます。

 妻が病気する前から 一度はルルドに巡礼してみたいと計画はしておりましたが、妻の体力・日程・経済力等々なかなか意に添えず今日に至っておりましたが、今回は神様が家内の体調も今が一番というお計らいを受け とんとん拍子にすすみ実現に至りました。
カトリック信者であれぱ誰しも一度は 是非ルルド巡礼に行きたいところと願っていると思いますが、なかなか誰にでも機会は与えてくれません。
今回は私共夫婦にそのラッキーカードが与えられたと思っております。大きな喜びのうちに参加をさせていただきました。

成田で椎津さま(スタッフ)に迎えられ送られて、パリでまた椎津さまに迎えられてご案内いただき 再度お弟様の椎津様にも送られて無事帰国することができました。
ご兄弟の連携プレーで万全の対応に感謝します。

私も妻も ルルドへ ルルドへ行けばきっと良くなる この病気は神様が救ってくれると計画してここに来たのですから 一分でも多くこの聖水に浸り聖域で祈りれば、この病気がよくなるということを信じて妻も私も祈りました。

私達は今まで夢見ていた聖域を自分自身が歩いていることを 何度も何度も見て歩いて祈って 夢でなく現実であることを確かめてきました。
マッサピエルの洞窟、バジリカ大聖堂との荘厳さと地下聖堂に大きさにに圧倒されながら巡りました。
百五十年前に何も無いところのこの地に 神の御使いとして一人の少女が出現して、神の御言葉を述べて 教会を作りさせて 病者・弱者に救いの御てを差し伸べて 世界の大勢の人々を招き入れた聖域は やはり言葉にはいい表せないオーラーが発せられる 場所でした。立ちすくむとか動けなくなるという表現しかないようでした。 

聖域には世界の人々の祈りが満ち溢れていて  いたるところから聞こえる聖歌と祈りの言葉に感激し、私も祈りながいろいろな想いがこみあげてきて涙がこぼれてしまいました。

また、2日目には 思いもかけず特別な水槽で"水浴"をさせていただきました。
長い行列の最後に並んだ私達二人が呼ばれて 待つ間もなく 特別扱いのように水浴をさせていただきました。
私は皆も同じ要領で水浴したものと思っていましたが出てくると隣の水浴場とははっきりと違うということが分かりました。
なんでどうして こんなに早くあの浴槽で水浴させられたのか 呼ばれたのか不思議で仕方ありません。

外に出たら椎津さんがどうしてこんなに早かったのかという表情をしていました。
その顔を見た時に 私は何か神様から呼ばれているような尊い気分なりました。
多分同行された方の洗礼を早くするように呼ばれたのかもしれないと思いました。

水浴場ではたくさんのボランティアの方達が、やさしく私達をサポートしてくださり、祈りの言葉で ヒエッーとした水槽に入れられ 祈りの言葉て立ち上がった時は なんとも言えない透き通っているような清らかな空気が流れているような気分で、違った世界に来たように感じました。一皮も二皮も向けたような気分とはこのことだろうかと思いました。

今までルルドの水 ルルドの水と 二人で言い続けてきて 妻が病気の時は修道院のシスターや神父から "奇跡の聖水"を頂いて元気になりましたので 今度は私達が重い病や癌と戦い続けている友人達、にこの"ルルドの奇跡の泉"の聖水をお届けする番だと思い 沢山頂いてまいりました。

もっともっと滞在したかったのですが、心残りの分は次回にまわすことにして、ルルドを後にしてヌベールに行くことになりました。
次の訪問先のヌベールで、ベルナデッタ様にお目にかかることを怖いような畏れ多いという思いでいました。
「本当に私のような愚者がベルナデッタ様のご遺体に対面してよいのだろうか?」と思いながら 御棺に前に進みました。
実際にお目にかかると何もかも無になり、遠いところ良くおいでくださいましたあなたのやるべき事はまだまだ沢山あります もっともっと神様の
示す道を歩んでくださいと言われたようでした。
私は只々この地までお導きくださってお会いできたことに感謝する思いで一杯になっていました。

またサン・ジルダール修道院の日本人のシスター・河田さんのお陰で修道院いろいろな所を案内して頂きました。
小鳥のさえずりに聞きほれて サクランボなどなど木に生るものを頂戴して ゜庭園内を御一緒に回り 聖歌などを歌い キリスト教者としての 一体感をもつことができ、とても幸せな一時でした。シスター河田さんのご案内にも感謝します。
有り難うございました

今回は偉大な経験をさせていただきました有り難うございました。
ルルドの修道院での宿泊は祈りの場にふさわしいものでした。
簡素なたたずまいの修道院の方々の温かいおもてなしに感謝します。
ルルドを出発する日にはフランスパンのサンドウィッチにミネラルウォーター、りんご、おやつなどのお弁当を持たせてくださいました。
あまりにもおいしくてもったいなくて お弁当は列車の中で二人でひとつ食べてひとつはアムステルダム空港で食べました。

椎津さんの博学さと日本語の上手さについ いろいろな話まで飛び御迷惑でもあったでしょうが 聞きたくて聞きたくてつい仕事以外のことまで突っ込んでしまいましたことに反省しています。
いい人に恵まれたことに感謝しています。スタッフの皆様のご配慮有り難うございました。
素晴らしい巡礼でした。神に感謝。

佐藤正功 栄子 拝


佐藤様のご友人からの手紙

佐藤さん 元気で何よりです。驚きましたよ。

ルルドに巡礼の旅に行かれたとのことですか 

貴兄が行く「ルルド」なるところのイメージがすぐに出てきませんでしたよ、

秋田の先の陸奥の恐山あたりが浮かんできまして、貴兄が友人にあてた手紙を見ても
まだどこにあるのか分りませんでした。

そこで、得意のインターネットで調べましたよ、わかりました、フランスの田舎じゃ
ありませんか、葬式仏教徒の小生には知識の片りんもないところで初めて知りました
よ、

世界のカトリック信者が行く聖地とはWeb情報を読むまで知りませんでした。

フランス・パリから国内線で1時間も飛行機に乗るのですね。よくもこんな長旅で、
巡礼に行くと決心された奥さんも相当元気になられたことで安心しました。

ルルドの泉から湧く聖水をのまれた奥さんの病気は 完全治癒まちがいなしですね。

フランスの科学者が、そこで起きる超科学的現象を目の当たりにしており、その現象
の科学的証明はできないまでも、多くの事実を見せられては文句のつけようがないと
のこと、ルルドの盛衰の科学的根拠はわからないまでも超電界水というそうで、日本
に持ち帰っても常温で一年置いておいても腐敗しないそうですね。

この水を飲んだ奥様と貴兄の病は亡くなったも同然ですね。信じなければ救われませ
んね。この聖地巡礼で,年間500万人の人がここを訪れるそうですね。

小生の田舎でも一人の少女がある日突然、神か仏に会って奇跡が起こり 今や大きな
宗教団体になっています。

これを知る小生には、他宗教の事でもフランスの片田舎の少女:ベルナデッドのこの
伝説をにわかに信じることはできませんが、広い世界には理屈でない出来事は多くあ
るのですね。

いずれにせよ奥さんの病気が完治したことはおめでたいことです。以上 

ミスター・エックス 拝


 

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