モンタナからの便り(モンタナ通信)
アメリカ・モンタナ州在住・日本人スタッフからの便りです。
今のビッグマウテンの様子がライブカメラで見れます。

今日のモンタナ (現在の天候)   私たちの企画はモンタナ州政府駐日代表事務所で紹介されました。 モンタナからの便りは ちかこまでメールください。


2011年11月20日 ボブキャットとの遭遇----- グラント紀代美さんからの通信

きのう、ボブキャットを見ました。

子どもを学校に連れていく途中のこと。
私が運転する車の左側の斜面から飛び込んできて、目の前を横切って走り去って行きました。
子どもたち4人と私は「 ワオー! 今の見た? ボブキャットだったよね!」と口ぐちに叫び、目をまん丸くして、みんな興奮状態 

ボブキャットとは、写真でおわかりのように美しいネコ科の野生動物です。
この辺に生息していることはわかっているのですが、人前に姿を現さないので、なかなかその姿を見ることはできません。
私はここに8年間住んで、これが2回目です。
(イエローストーン国立公園内でも調査研究が困難で生息数不明らしいです。)


(写真: Free Predator Pics. より転写)

ボブキャット一口メモ
尻尾が短い(10cmくらい)ことから、ボブキャットという名で呼ばれています。
(「ボブ」とは、「切り尾」とか「断髪」という意味です)

体重7Kg〜15Kg、体長90cm〜100cm

長く鋭い爪を持ち、狙った獲物(ウサギ、ネズミ、リス、スズメ、ライチョウなど)をほぼ確実に捕えます。

狩りの方法は、獲物に気づかれないようにそ〜っと尾行して追いつめて行くストーカー作戦と、岩の上などで根気強く待ち伏せをして下を通る獲物に飛びかかる不意打作戦です。


ところで、10月11月は動物を近くで見る機会が多い季節です。
今年もたくさん見ました。(全て、登校中だったり買い物中だったり、、、、カメラが手元にないのが本当に残念無念)

とても珍しいところでは、ムース (大きな角のオス。堂々として威厳がありました。)
やや珍しいところで、ヤマアラシ  (まあるい体でモコモコっと歩きます。)
普通に、コヨーテ (犬のようで、犬ではない。) 
日常茶飯事で、シカ、ウサギ (もう見飽きた。・・・それでも、やっぱり見てしまう。)

すっごく不便でメチャクチャ退屈で、「こんな田舎暮らしは、もうイヤダー!!」と叫びたくなる頃、動物が出てきて「自然の中の暮らしって素晴らしいでしょ!」って教えてくれます。

今回もボブキャットと出会った刺激によって、これから1週間ほどは「田舎の幸福感」に浸ることができそうです。


2011年11月03日 グランドティートンでハイキング ・・・インスピレーションポイント(後半)・・・
----- グラント紀代美さんからの通信


目的地「インスピレーションポイント」まで、あと半分。

さあ、後半もがんばりましょう!


「ヒドゥン滝」でちょっと休憩して、歩き進むと、トレイルはどんどん急傾斜の岩場となっていきます。
不安定な足場の崖っぷちですが、ゆっくりとマイペースで歩けば大丈夫。
この日も、たくさんのお年寄りや小さな子どもたちとすれ違いました。
もちろん、知らない人同士でも「ハーイ!」と笑顔で声をかけながら、、、、


すばしっこく走り回るリスが妙に多かったなあ。


ゴロゴロ道を30分くらい歩いて、、、、、

いよいよ、もうすぐ頂上だ!


「インスピレーションポイント」到着!!
私たちが乗ったボートも、穏やかに水を湛えるジェーレイクも、対岸に広がるグランドティートンの大地も、ぜ〜んぶ見渡せます。

言葉にならないその美しさを称える言葉は、ただただ「Wow!!!」


ところで、「インスピレーション」とは、何か自分が大きく変わってしまいそうな、怖いほどに心揺さぶられる感動のことです。(「感激、霊感、刺激」などと和訳されてます。)
イエローストーン国立公園にも「インスピレーションポイント」と呼ばれるスポットがあり、そちらもとってもきれいですよ。


2011年10月20日  グランドティートンでハイキング ・・・・・インスピレーションポイント (前半)・・・・・
----- グラント紀代美さんからの通信

今年2011年の夏もたくさんのお客様が来てくださいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

さて、10月も終わりに近づいて忙しいシーズンが終わり、既に来年のツアーに関するお問い合わせも来始めましたので、ちょっと怠けていたブログ更新を再開してツアー情報をお届けします。
時々覘いてくださいね。


まずは、家族で行った「グランドティートン ハイキング」


8月、ツアーの合間をぬって、親子4人で行きました。
プライベートタイムも私はなぜか仕事着で・・・・・・


コルターベイのキャンプグランド到着。
テントを張り終わると、隣のサイトの子どもが馴れ馴れしく当たり前という感じで「一緒にトランプしようよ!」と、やってきました。
トランプって、キャンプの基本?




翌朝、お天気も上々、ハイキングに出発!
行き先は、ヒドゥン滝とインスピレーションポイント。



ジェニーレイクビジターセンター近くにあるボートドックからフェリーでジェニーレイクの対岸に向かいます。


乗ったと思ったら、くつろぐ間もなく、たったの10分で対岸に着きます。
お菓子を食べる暇も歌を歌う暇もなかった  ( ・・・・学校の遠足じゃないって! )


あの山の上まで登るんだナ。


上陸して、ハイキング開始。
小川がとてもきれいでな所です。
ただ、今年は記録的な大雪のため小川も結構な激流となっており、「小川」ではなくなってました。






こんな感じの橋を渡りながら歩き進みます。( 以上4枚の写真の橋は全部違う橋ですよ。念のため)


森の中をゆっくりと40分くらい歩いて、


ヒドゥン滝に到着。

神秘的な雰囲気漂う、素敵な空間です。
真夏というのに、霧のような水しぶきと日陰のせいで、ちょっと寒いくらいでした。

(時間がない人、体力にちょっと自信がない人はここで引き返しましょう。)


最終目的地点まで、あと半分… がんばろう!

〜 つづく 〜


2011年4月16日  関西弁&熊本弁&イングリッシュの旅----- グラント紀代美さんからの通信

2010年7月に大阪から来られたお客様の声です。


日本国、大阪村より4人でやって来ました。
1週間、お世話になりました。
本当に友だちの家に来てくつろいでいる様に気をつかわず(本当はもっと気遣いしないとね)、ゆっくりと楽しく過ごさせていただけました。
まず日本語で話せるのがうれしかった・・・・
英語のわからないオバちゃんですからね・・・。
イエローストーンの雄大さとすばらしさは見た者でないと言い表せないほどすばらしかった。
ここで出会った人達と場所と全てに感謝します。
(大阪の TH さんより )

愉快だったのは、ハイスピードで見事な切り返しの応酬・関西弁に目を白黒させているうちの子どもたち。

なにせ、普段うちで使われているのはバリバリの熊本弁。
@「なん しよっとー?」
A「宿題ば、はよ しなっせぇ。」
B「これ、おいしいけん、とっといてぇ。」
などなどのフレーズが日本全国共通語と信じて育った子どもたちにとって、関西弁はまさに謎の第三外国語  であったのです。

今回のツアーは、関西弁&熊本弁&英語が混じり合った異文化交流も楽しめたツアーでありました。

元気いっぱい・笑いっぱなしの1週間、本当にありがとうございました!!!

前述熊本弁の翻訳:
@「何してるの?」
A「宿題を早くしなさい。」
B「これ、おいしいので、とっておいてください。」

関西弁に訳するとこうなる・・・かな:
@「なにしてんねん?」
A「宿題、はよ しいー。」
B「・・???」(わからない・・・だれか教えて)



関西弁、熊本弁、英語、ワン語 をしゃべる今回のツアー仲間


グレーシャー国立公園にも行きました。


セントメリーレイクにて


「うわー、ごっつー、きれいやん!」
 ( へんな関西弁になってたら、ごめんなさい )


またお会いできる日を楽しみにしてます。


2011年4月12日  これは、ほんとに 「グレート エクスペリエンス 」 です!----- グラント紀代美さんからの通信

 

イエローストーンにも爽やかな春が近づいてきました。
そろそろイエローストーン方面への旅をお考えの皆様へ、昨年夏のツアーのお客様の声を紹介します。

大自然の中で過ごす最高に楽しいひとときが、皆様の元に届きますように!


まずは、2010年7月に実施された「グレートエクスペリエンス・アメリカ大自然の体験と国際交流」のお客様からのお便りです。


もう、あれから1カ月半になろうとしています。本当に早いものですね。
モンタナの8日間、短かったけれど楽しかった日々を思い出しております。

リビングストンの B&B から見るあの大草原のすばらしさ、まさに大草原の小さな家の主人公にでもなった様な気分で、ひとときを身も心もリラックスさせていただきました。

また、初めての乗馬、イエローストーンの壮大な景色、市内観光、地元の人々との楽しい食事、何もかも思い出深いものばかり。一つ一つ思い出しながら夢のような日々の思い出にひたっております。

こちらを出発するまでは、私は英語が全く話せず不安でしたが、お陰で何の心配もなく楽しく過ごすことができました。(最後のホームステイでは少々戸惑いましたけど・・・・)

帰省してすぐにインターネットで紀代美さんのブログを拝見しました。子どもとあれやこれやと話しながら楽しく見せていただきました。
「もう一度行きたいナ」という気持ちはたくさんありますが、ちょっとそっとでは行けそうにもありません。そう思う時、私の一生の宝物となりました。

本当に本当にありがとうございました。
(大阪府 K.U. さん より) 


私にとっても、お一人お一人との出会いが人生の宝物です!
こちらこそ、本当にありがとうございました。
(紀代美より)



初めての乗馬もリラックスして気分爽快



B&Bで、近所の人と一緒にホースシュー投げ
・・・・結構コツをつかむまで難しいのよねえ・・・・



なんでもない食事も外で食べると、とってもデリシャス!
(ベイビーバックのおいしいバーベキューで、何でもない食事と言ったのは、一応謙遜しただけです。)

グレーシャー国立公園近くの町ユーリカのキャビンとティピ(ネイティブアメリカンのテント)
旅の後半は、ここに泊まった。


ティピに寝た人は、洗濯も自分でやっちゃう。
(強制ではありませんよ・・・・念のため)


ティピに寝た人は、こんな風に夜を過ごした。
(こちらも強制ではありませんよ・・・・)


ん〜〜〜、やっぱり外で食べるとおいしいよね!


「グレートエクスペリエンス」は、日本の旅行会社「コムユニティーワールド」が企画実施しているツアーです。20年以上の実績を持ち、そのユニークな内容でモンタナの大自然と文化を丸ごと体験させてくれます。私は、現地スタッフとして協力させていただきました。




2011年2月20日  スノーモービル&スノーコーチ in イエローストーン----- グラント紀代美さんからの通信


イエローストーンの冬限定のお楽しみ

「スノーモービル」&「スノーコーチ」ツアー  に行ってきました   


公園北部のマンモスホテルから出発するスノーモービルツアーに参加。
−20℃の風に負けないよう、完全防備で 「行ってきま〜す」


公園内に入ることのできるスノーモービルは、認定ガイドツアーのみ。
観光産業と自然保護のバランスを考慮しながら、入園台数が法律で決められる。


途中出会ったバイソンも寒そう・・・・・
これ、私個人の気持ちがいっぱいこもった勝手な感想で、
バイソンは、「これくらい平気だいッ!!」と言ってるかも。


翌日は、スノーコーチ(雪上車)でマンモス〜キャニオン往復


こういう雪だらけのトレイルも楽しかった。
歩いていると体が温まって、意外と寒くない。
・・・・が、鼻の中はすぐにバリバリに凍り、しゃべると肺あたりが痛む・・・・やはり極寒地獄(いえいえ、ウィンターワールド)ということか・・・・


見晴らしのいいところで、ひと休み
太陽の日差しは本当にありがたいね 


体力消耗した後は、しっかり食べよう!!
この日の夕食は、280グラムのプライムリブステーキ コース。
一品ずつでもボリュームたっぷりのフレンチオニオンスープ&サラダ&ステーキを食べて、さすがの私たちも今回はデザートはパスしました。
ん〜 〜 〜 〜 おいしかった 



2010年11月18日 ハロウィーン ナイト ----- グラント紀代美さんからの通信


 今年もとっても暖かいハロウィーンの夜でした 



いつものように、イエローストーン ストリート は 「TRICK OR TREAT!」を楽しむ人々でにぎわう。

大好きなキャラクター プリンセス フィオナ

こちらのカップルは、不思議の国のアリス  のキャラクターですよね?(名前が出てこないけど・・・)

話はそれるが、映画「アリスinワンダーランド」はイギリス英語がほとんど理解できなくて、つまらなかった。


スーパーマーケットのカートを引いて回る ホームレス ピープル
破産、失業、貧困、、、、景気どん底状態のアメリカお先真っ暗社会をズバリ表現



私が選んだ 今年の ベスト コスチューム !

ボロボロの歯と半開きの目が気持ちわる〜〜〜〜

昨年の スポンジボブ の奥さんで、いつも夫婦そろって凝った扮装で町に現れる。



2010年10月6日 マウンテンゴート----- グラント紀代美さんからの通信

7月下旬、グレーシャー国立公園に行きました。

いつも行くイエローストーンとは景色も動物も異なり、見るもの全てに「うぁー!きれい!」「すごい!」「かわいい!」の連発・・・
何とも語彙力に欠けた陳腐な表現ではありますが、あまりにも美しく壮大な自然に魅せられるとこんな言葉しか出てこないのです。


では早速、グレーシャーの顔とも言えるマウンテンゴートをご覧ください


ウエストグレーシャーから公園に入り、ゴーイング・トゥ・ザ・サンロードを走って、ローガンパスビジターセンターへ

これ、剥製の置き物ではありません。
本物のベイビーマウンテンゴート
ビジターセンター駐車場いっぱいの車と人間を見下ろして、何思う・・・・・

マウンテンゴート特有の角、激写!
ちなみに、オスにもメスにも角があります。
・・・・実は、こんなシーンでした。

ビジターセンターの横にいた親子
母は子を忘れ、岩の下の何かに夢中
近くのレンジャーによると「人間が落としたキャンディーか何かだろう」とのことで、残念です。

ゴーイング・トゥ・ザ・サンロード沿いで、別の親子に出会いました。

のんびりと日向ぼっこ
夏でもこんなにふわふわで白い毛
冬になるとふっさふっさと純白の見事な毛で覆われるんだろうな
・・・・いつか、見てみたい!


2010年7月7日 キャンプだ、ホイッ!----- グラント紀代美さんからの通信


7月4日の独立記念日、友達夫婦と一緒にキャンプに行ってきました。
場所は、クレージーマウンテンズの中のシールズ川上流にあるキャンプ場です



標高3700mのクレージーピークを始め、3000m級の山が連なる美しい景色。
目指すキャンプ場は、向こうに見える山の左側の中腹にある。(左の大きな木に隠れているあたり・・・・)

でこぼこ道を走ること30分、めでたく現地に到着。
( 念のための注意:車高の高い4WD以上の車でないと行けません。 )
キャンプ場にもいろいろ段階がありますが、、、、、

@ トイレ、洗面所、シャワーなどの整った「豪華キャンプ場」
A トイレ、ファイヤーピットがある「楽々キャンプグランド」
B トイレだけはある「ちょっとホッとするキャンプサイト」
C 何もない「ただの原っぱ」

今回のキャンプ場は、、、、お察しの通り、C番です!!! 

(クマよけスプレー、持って来たよね?!?!・・・・急に不安になる私 )



早速、かわいいチップマンクのお出迎え。

では、ちょっとハイキングに行ってきます。

何にもしないでの〜んびりするのが、最高なのよねえ。

ん〜〜〜、極楽、極楽

一夜明けて、入念にフライの準備をする友だち。
今日は私もフライフィッシングにチャレンジするぞ!!

うまい具合に倒れている丸太を渡って川の向こう岸へ。
気温5℃、水温0℃の山の朝・・・・ここで川に落ちると命取りだよ。
用心、用心、、、、

バッチリきまったキャスティング姿

釣り人と犬・・・・・フライ雑誌に出てきそうなシチュエーション

こちらも、それなりにがんばっている。

釣れんねえ。
フライ、変えてみよっか。

結局釣果はゼロでしたが、爽やかな空気いっぱいの沢登りだったと思うと大満足の3時間でした。



午後は、犬も人間もお昼ねタイム

いつ見ても美しいクレージーマウンテンズ

2010年7月3日 小さな小さな町巡り----- グラント紀代美さんからの通信


今年も夏到来!
昨年に引き続き、「モンタナ旅情報 2010・夏」を綴っていきたいと思います。

今年のテーマは、
一般的な観光ツアーでは訪れることのない秘密の空間

ただ単に私がウロチョロしている所の紹介なんですけど・・・・・・
まあ難しいこと言わず、ゆっくり旅が好きな方々、どうぞお付き合いください。


第一回目は、「小さな 小さな 本当に小さな 町巡り」

アメリカの小さな町というのは日本では想像できないほど小さいこと、ご存じでしたか?
ハイウェイマップに載っている町でも、人口100人にも満たない所がたくさんあります。
見たところ、100人どころか10人もいないんじゃ?と思えるような町だらけですよ。

メインストリート(と呼ぶこと自体ためらわれるが、、、)に、郵便局とバーがあればそれで正式な町らしいです。

地平線に囲まれた大地にポツンポツンと2、3軒の家と郵便局とバ−を見つけたら、それは郵便番号もしっかり持っている正真正銘りっぱな町なんですねえ。

今日は、クレージーマウンテンの周りをぐるりと一回りドライブして見つけた小さな町を紹介します。



Harlowton (ハーロートン)
100年以上前に建てられたホテル「Grave's」
今は使われてない空っぽの建物である。
「子どもの頃泊まったことがあるから懐かしくてシアトルから見に来たのよ。今日は一日中ホテルを眺めてるわ。」と言うおばあさんが一人ベンチに座っていた。

Two Dot (ツードット)
モンタナで一番小さな町といえるだろう。
ツードットバーと郵便局が並んで建っているだけの町だが、
カントリーミューックで有名なハンクウィリアムスJr.の歌に町名が出てくるので結構有名である。 

Lennep (レナップ)
ひとりぼっちで立っている郵便局
手前のメールボックスの数が住んでいる人の数・・・・
ということは、5人?!?!?!?

Lennep
郵便局の奥に建つキュートな教会

車窓から撮った景色
約200マイル、7時間、青空と緑の大地をひたすら走り続けるドライブとなった。

Castle Town (キャッスルタウン)
観光客を受け入れるための手入れ等が全くなされてない、保存状態の悪い、本物のゴーストタウン。
私有地のため、歩いて散策することができないのがちょっと残念。

Rngling (リングリング)
鉄道が通っていたころの駅舎、今は廃墟と化している。
アメリカで有名なリングリングサーカスの一族がこの地に住んで町を作った。

鍵がかかってないので、勇気を出して中に入ってみることに・・・
「お邪魔します。」

昔、駅長さんがここに座ってたのかなあ・・・・

チケット売り場の窓口(だと思う)

帰り際、何か視線を感じたら、、、、、
大きなフクロウから見つめられていた。

この駅の主だろうか・・・・
「どうも、お邪魔しました。」
忙しい毎日の生活を忘れてのんびりしたい方々へ、モンタナの小さな町巡りをおススメします!

観光地から離れてひっそりと存在する空間と時間を地元の人と共有できるのが、本当はとても贅沢で心豊かな旅なのかもしれません。



2010年06月05日 オオカミ in イエローストーン----- グラント紀代美さんからの通信

春を迎えたイエローストーン国立公園内のメインロードが全てオープンしたので、久しぶりにキャニオン方面へ行ってきました。

この大不況の中でもイエローストーンの人気は全く衰えず(衰えるどころか、入園者数記録更新中です)、まだ5月だというのに、人の多さにびっくり・・・・

今日は時間が2、3時間しかないので、ずっとご無沙汰していたローアー滝あたりだけ歩いて帰ろうとおもっていたら、、、


キャニオンビレッジの近くでオオカミと遭遇!!



車の通る道を横切って、道路脇の森を歩いて行くオオカミ。
口に咥えた獲物がブラブラ揺れて、生々しい。
これからどこかでランチタイムなのか・・・・
この春生まれたパピーたちへのおみやげなのか・・・・

短時間でオオカミに会えるなんて、ほんとにラッキーでした。

そういえば数ヶ月前にもオオカミに会ったので、
今のところ、今年のオオカミとの遭遇率100%です!

もしかしたらオオカミが増えているので、出会うチャンスが大きくなっているのかもしれません。

これからイエローストーンに来られる皆さん、期待できそうですね! 
さて、ローアー滝の方は、

対岸に残る雪の一部が塊となって落下する瞬間があり、あの氷河が崩れ落ちる劇的なシーン(テレビで見た)と重なる。

ローアー滝の落差は93m。あのナイアガラの滝よりも深い。
(今日は、やたら「あの」という表現が続きますね)

私はちょっとだけ高所恐怖症なので、下を覗き込むと背筋がぞ〜〜〜〜っとしていけない。

これから雪解けの影響で水量が増すので、迫力満点ですよ!

 


2010年4月16日 馬を愛する旅人----- グラント紀代美さんからの通信

前回に引き続き、うちのB&Bに泊まられたお客様のツアーパターンを紹介します。

「馬をこよなく愛する旅人Yasuさん」の場合   

Yasuさんは、日本の乗馬クラブに所属して日常生活の中で馬と接するのみならず、世界中の乗馬ツアーを経験しておられる方です。幼い頃からのあこがれであった「荒野を馬で駆け巡るウエスタンワイルドライフ」を体験すべく、今回は旅先としてモンタナ州を選ばれたのです。( この選択、大正解!! )

モンタナには、乗馬体験を提供するアウトフィッターがあちこちにあります。Yasuさんは、3つのアウトフィッターを利用されました。

乗馬体験 T


イエローストン国立公園入り口のある町ガーディナー郊外
ざっと見渡して100頭以上の馬、馬、馬、、、、、、
180°視界をさえぎる物無し
こんな広々とした所に住んでる馬は本当に幸せだ

( Yasuさんの話では、日本の馬はストレスが溜まっていてイライラした神経質な馬が多いそうである。モンタナの馬はみんなやさしくて、安心して乗れるとのこと。)


お世話になった馬

インストラクターのお兄さん
Yasuさんは、この後インストラクターといっしょに2人(+2頭)で、丸1日の乗馬を堪能されました。
乗馬体験 U

こちら、リビングストンとイエローストン国立公園の中間地点にあるミルクリーク
同じモンタナでも、全く異なる環境、ここは森の中
真夏でもひんやりとした空気が心地よい
(それにしても、この美しい小川、、、、あの フライフィッシャーの Ken さんがいたら、小躍りして喜びそうなシチュエーションだ)

今回のインストラクターは、とてもお若い女性
モンタナ州のロディオクウィーンだとか・・・・すごいなあ

森の中へ消えていく2人( +2頭 )
乗馬、楽しんできてくださ〜い!
乗馬体験 V

3つめの乗馬アウトフィッターは、リビングストンにあるとてもアットホームな牧場

「イーホーッ!!!」
この乾燥しきった草原が「モンタナ」って感じ!
この日は、他に3名のお客さんが一緒で、それもまたにぎやかで楽しかった

Yasuさんの爽快な表情を見ていて、私もハッピーに

お客さんが乗馬している間に、今も現役のカーボーイおじいちゃんが、クックアウトの支度を始めた

まわりが何もかもデッカイので小さく見えるが、大きな大きなニューヨークステーキ

おじいちゃんも一緒にテーブルについて、カーボーイのお話をしてくれる
乗馬体験の後は、

ウエスタンライフの締めくくりは、何といってもカーボーイバー
モンタナの地ビールは本当においしい!・・・とは、Yasuさんの感想です
Yasuさんは、4日間のイエローストン国立公園+グランドティートン国立公園観光と5日間の乗馬体験の旅をされました。

早くからいろいろな旅のパターンを考えて十分に計画を練り準備万端で臨まれた今回の旅で、子どものころからの夢だったウエスタンライフを満喫されたことと思います。

Yasuさんのように「どこにもない自分だけの旅作りをしたい」と思われているみなさん、どうぞご遠慮なく声をかけてくださいね! 


2010年3月26日 フライフィッシングを愛する旅人----- グラント紀代美さんからの通信


今年の夏の旅行についての問い合わせがボチボチ寄せられるようになってきました。
参考になりますように、去年のお客様の声や旅の様子を数回にわたって紹介します。

旅のパターンは実に様々、世界で一つだけの自分スタイルの旅を楽しんでいただけるのが我が社「イエローストンホライゾンズ」のユニークな持ち味です。お客様もかなりユニークな方々です!(これ、褒めてるつもり・・・)

まずは、5月に来られたケンさんの 「Enjoy Fly Fishing in Montana ! 」

ケンさんは、フライフィッシングが大好きな会社員。
忙しい日本の生活を飛び出し、身も心もレフレッシュするためにモンタナに来られました。

1日目・・・フライフィッシング(スプリングクリーク)
2日目・・・フライフィッシング(ジェファーソン リバー)
3日目・・・フライフィッシング(マディソン リバー)
4日目・・・「一応イエローストン国立公園に行っとこうか」という程度の気持ちで、イエローストン観光
5日目・・・やっぱり、フライフィッシング(イエローストン リバー)
6日目・・・帰国

という釣り三昧の滞在
旅慣れておられるのでレンタカーで自由に行動され、
フィッシングガイドの手配、バーベキュー、道順や釣り情報のお手伝い、ただのおしゃべり相手、etc..... が私の仕事でした

スプリングクリークでフライフィッシング
ひとまず地元の川に慣れようと、初日はフィッシングガイドを雇いました。


イエローストン川のネイティブ種、カットスロートトラウト
この写真は、うちのホームページにも載せさせてもらいました。ありがとう!

滞在最後の日は、私たち家族の釣りと合流
これまた「釣りバカ」のうちの息子に釣りの極意を伝授するケンさん


ゲストブックに書かれたケンさんの言葉:

「毎日毎日が新鮮で楽しく、あっという間の1週間でした。
心のこもった食事、大変おいしかったです。
フィッシングガイドの手配、ありがとう。大変すばらしかったです。
家族全員で行ったフィッシング、とっても楽しくて、家族の一員になれたようでうれしかったです。ありがとうございました。
また戻ってきます。」
・・・そして、9月のある日、「もしもし、ケンですけど、今ボーズマンに来てます。今日、部屋は空いてますか?」という突然の電話とともに、本当に戻ってこられたのです。

言うまでもなく、毎日釣りをして、「2年後、絶対また戻ってきます!」と言い残して、日本に帰っていかれました。
なぜ2年後かは不明ながら、2年後を楽しみに待ってますよ〜!!


2010年3月3日 アイスフィッシング その2 −−−−−グラント紀代美さんからの通信

ちょっとだけ春の予感漂う2月最後の週末

前回(1月)のアイスフィッシングで巨大ニジマスを釣って気をよくした私たち家族は、再びキャニオンフェリー湖に行ってきました。



ジャ〜ン! 本日の釣果

見上げると、白頭ワシが大空を悠々と旋回中

人間が釣った魚のおこぼれを期待して、下界をチェック!
私たち人間が鳥をながめているようで、実は鳥が私たちを監視している。

白頭ワシとカラスの不思議な組み合わせ
一緒に長い間仲良く魚をつついていた。

こちらは、誰も寄せ付けずに魚の骨を一人占めしているカモメ
・・・・話題がそれてしまいました。

では、本題にもどって、


湖の近くに住んでいるという男性
ドリルでガガガーッと厚さ50cmの氷に穴をあけること、たったの3秒

それにしても、この方、半そでのシャツ1枚とは凄すぎる。
陽ざしが気持ちいいとは言え、まだまだ気温は0℃ですヨ。


こういう最新ディバイスもある。
穴に糸をたらしておいて、魚がかかったらオレンジ色の旗がパタンと立つ仕組み。

形は違うが、基本的には同じ仕組みの装置。
魚が糸を引いたらオレンジ色の旗がピーンと跳ね上がる。

一番原始的な、釣りざお1本勝負スタイル
(これ、我が家のスタイルです)

最新ディバイスを持ってなくとも、強運の持ち主に女神は微笑む。
今回も、二男坊にヒット!

はい、ビューティフルなニジマス1尾!

さっきから氷上を4ウィーラーで乗り回していた人が、
「何匹釣った?」
「何時間くらいいるの?」
「魚の大きさ、調べてみようか?」
と、親しげに、しかし鋭い目をして近づいてきた。

彼は、今シーズンのデーター収集をしているフィッシュ&ワイルドライフの職員。
彼の計測によると、私たちのニジマスは、44cm、1.3Kg。(前回より小ぶり)
分厚いノートに記録を書きとめた彼、「じゃあ、Have a nice day!」と言って、ブンブ〜ンと去って行った。

何も悪いことしてないのに、職務質問されたみたいで緊張した、、、、のは私だけ?


今日も大物が釣れて自信を得た私たちは、帰りの車の中で、来週のアイスフィッシングの計画を立てるのでした。


2010年1月19日 オオカミに会える! 冬のイエローストン----- グラント紀代美さんからの通信
冬のイエローストンが私は大好きです。

果てしなく続く青空と眩しく輝く雪景色の中でサンドイッチを食べココアをすするのが(・・時々、おにぎりとお茶・・)、私のささやかな幸せであります。

しかし、冬のイエローストンの最大の魅力は何と言っても動物との出会い!!でしょう。(観光客が少ない分、一人占め感が強い)

今日(1月17日)も動物たちとの出会いを期待して、イエローストンに行ってきました。



早速、ラマーバレーで オオカミ 発見! 
精悍な眼差しに近寄りがたい野生動物のオーラがただよっている。

これまでの私の経験では、冬のラマーバレーでのオオカミとの遭遇率は70%と、とても高い。
赤ちゃんオオカミも一緒に見られる6月初旬も、オオカミを見たい人には特におススメの時季だ。


雪を蹴り上げながら走る後姿も颯爽としている。

大イエローストン圏内で増えすぎたオオカミが家畜を襲うとして、モンタナ州では2009年、オオカミのハンティングに許可が出た。
うちの近所の牧場主もオオカミを敵視している。
複雑な問題だが、私はやはりオオカミに銃を向けてほしくない。


10分ほど楽しませてくれた後、森の中に去って行った2頭のオオカミ。

雪に頭を突っ込んで草を食べるため、顔を雪だらけにしているバイソン。
「もう見飽きちゃった。」と観光客に言われるほどたくさん生息しているバイソンだが、冬ならではの姿がおもしろい。

・・・・・なんだか、「千と千尋の神隠し」に出てくる「かおなし」みたいだと思いません?


大きな角の、その名も ビッグホーン シープ
ラマーバレーでビッグホーンシープを見たのは初めてだ。

柴犬みたいな コヨーテ
私の、冬のコヨーテ発見率100%・・・・今回も3頭のコヨーテに出会った。

同じイヌ科でもオオカミのような威厳と風格はなく、人の獲物をちょろまかす姑息な小者というイメージがあるが、それなりにかわいくて憎めない。


ラマーリバーに浮かぶ鳥。
目の周りの黄色い縁取り、反った黒い嘴、白い頬、、、、を頼りに図鑑で調べたところ、ゴールデンアイ という水鳥に近い。

・・・・・今年2010年は、鳥の勉強をしようと決意しました。


帰り道、マンモスと北口の間の崖のところに、ビッグホーンシープの群れ がいた。
雄ばかりの10頭ほどの群れ。このあたりはビッグホーンシープがよく見られるので、重要チェックポイント。

この3頭のショットは「3匹のやぎのガラガラドン」みたいに撮れてて、この日の私のお気に入りの写真。


2009年12月6日 ホリデイ ストロール in リビングストン----- グラント紀代美さんからの通信

いよいよクリスマスが近づき、私の住むリビングストンでも12月4日の夜、ホリデイストロールが開催されました。


ホリデイストロールとは、クリスマスムードいっぱいのダウンタウンに人々が集まり、あちらこちらで催されるイベントを思い思いに楽しんで回る行事です。これまではクリスマスストロールと呼ばれていましたが、時代の流れか、今年はホリデイストロールという名になりました。

呼び名は変わっても、見事なクリスマスライトに目を見張り、クッキーとホットチョコレートで体を温め、クリスマスソングを歌い、見知らぬ人とも「メリークリスマス!」と笑顔で言葉を交わす、、、、、そんな誰もが幸せなひとときを過せる内容には変わりがありません。


街で一番に目についたのは、イエローストンバス。
「さすがイエローストン国立公園に近い町だけのことはある!」と感心しながら、早速乗って、「しゅっぱ〜つ!」

「最高50マイルまでしか速度は出ない・・・・そこがいいところさ。 はっ、はっ、はっ、、、」と、運転手のおじさんは笑う。
ピカピカに磨かれたアンティークなこのバス、夏はリビングストンの名所巡りツアーバスとして観光客を乗せて町中を回る人気者。

バスの中ではクリスマスソングの大合唱 
「ジングルベル」「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」・・・・・みんなが英語で歌う中、私は一人しっかり日本語で大声をはりあげてきた。

歴史ある有名なホテル「マーリーホテル」の中では、クリスマスキャロルが始まっていた。

誰も気にとめてないが、壁のバイソンも一緒にクリスマスを祝っている
「さすが、イエローストンカントリー!」と、ここでも思う。

白いバギーで、街を一周するのはおしゃれな体験

よく見たら、隣のおじいちゃんの馬車だった。

こちらは、ドリフトホースという道産子のような力持ちの馬が引っぱる大型馬車

よく見たら、今度は子どもの友だちのお父さんだった。
・・・・・小さな町であることを実感。

(写真10)

小さな子どもたちが列を作るミスター・フロスティとの写真撮影 
ティーンエイジャーの長男も、ちょっと照れながら、「はい、ポーズ!」
この時季、アメリカ国内のいたる所でクリスマス行事が繰り広げられていると思いますが、私は我が町の田舎っぽいクリスマスが結構気に入ってます


2009年10月8日 乗馬とカーボーイクックアウト----- グラント紀代美さんからの通信
9月初めに日本から来られたお客様Kさんは、乗馬の達人でした。
今回は、私もKさんに一緒にお付き合いして行った近くの牧場を紹介します。

マイルズファミリー牧場(Miles Family Ranch)には、牛100頭、馬30頭がいます。その数はモンタナでは特に大規模とは言えませんが、家族代々継がれてきた古い歴史ある地元の牧場です。そして、夏は牧場の仕事の他に、乗馬とカウボーイクックアウトをやってくれるアウトフィッターでもあります。

モンタナに数あるアウトフィッターの中には、あきらかに観光客をたくさんこなせばいいという感じのするところもありますが、ここは温かく素朴な西部の味わいあふれるアウトフィッターです。(小さな家族経営というのがいいですね〜〜。)

「 フリンクリーク アウトフィッターズ (FLYNN CREEK OUTFITTERS) 」

この古い家畜小屋が目印。
乗馬のお客さんのために昔のまま残してあるのだ(・・・・と思う)。

モンタナでは日常の光景、巨大な干し草ロール。

これもモンタナの普通の小屋の中。 馬具が並ぶ。

乗馬ガイドをしてくれたベスさん。
気さくでたのもしい、肝っ玉母さんのような若奥さんだ。

見渡す限り広がるの大地での乗馬。
モンタナの風に吹かれて、気分はカウボーイ、カウガール。
(ちなみに、ロバートレッドフォードの映画「モンタナの風に吹かれて」のロケは、ここリビングストンでも行われました。)

カウボーイクックアウトは、おじいちゃんの受け持ち。
カウボーイクックアウトとは、カウボーイたちが牛追いの長旅の途中や牧場でやるバーベキューのこと。
現役のカウボーイであるおじいちゃんのバーベキューは、シンプル!ワイルド!デリーシャス!

メニューは、300グラムのビーフステーキ、 ベイクドビーンズ、ポテト、パン、フルーツコブラ、カウボーイコーヒー、レモネード。
全て(秘伝の?)自家製で、とってもおいしかった。

カウボーイたちが仕事の合間にホラ話や怖い話や自慢話などなどを披露しあって楽しむように、おじいちゃんが自作の「カウボーイのお話」をしてくれる。

8月中だったらカントリーシンガーが横で歌ってくれたのだが、残念ながら9月はそれはなかった。


私たちがおいしいお肉をほおばっている間、馬のえさやりに忙しいベスさん。

馬の世話もひと段落して、話し相手をしてくれる若夫婦。

乗馬料金は、1時間$30、2時間$55 
クックアウトは$30
場所は、ハイウェイI90の出口324を出てすぐ、北側。(リビングストンの町から15分)

2009年8月20日 Crow Fair(クロウ インディアン フェア)----- グラント紀代美さんからの通信

Crow Indian Reservation ( クロウインディアン居留区)で毎年催される Crow Festival (クロウ祭り)に行ってきました。

クロウインディアン居留区はモンタナ州にある7つのインディアン居留区のひとつで、ビリングスの南東部に隣接しています。

クロウ祭りは、アメリカ西部の州とカナダのインディアンがLittle Bighorn River沿いのこの地に集まり、それぞれの部族の伝統文化を披露、確認、継承する年に一度のお祭りです。観光客相手の見せ物でも作り物でもない真のインディアンの祭事に少しだけおじゃまさせてもらいました。


何百ものティピ(アメリカンインディアンのテント)が並ぶキャンプサイト

各地から集まった異なる部族のインディアンがキャンプ生活をしながら、5日間の祭りを盛り上げる。

朝10時、パレードが始まった。それぞれの部族独自の衣装に身を包み馬にまたがる人々の列が、1時間途切れることなく目の前を通り過ぎて行った。

オレンジの明るい色調とは対照的な深い表情に、重いインディアンの歴史を感じさせられる。

帽子の周りを布で覆うのは、クロウ族のスタイル。腕のまわりにはめているビーズ飾りの花模様もクロウ族の伝統柄である。

鳥の羽根で作ったワイルドな帽子に、誰もが注目。

見事なビーズ細工が施してある馬具や装飾品に目が奪われる。

ティピは、ロッジポール松を円錐状に組んで、その周りにキャンバスやバッファローの革を張ったテントである。地面に固定するためのペグとキャンバスを閉じるピンには、チョークチェリーの枝が使われている。外から見た感じよりも中は広くて、10人以上寝られそうだ。

キャンプサイトには、屋外で食事をしたり休んだりするスペースも作られている。屋根にどっさり積んであるポプラの葉がユニークだ。

トラックの後ろに乗ってくつろぐ子どもたち

映画に出てきそうなきれいな女性

午後、メインイベントのダンスコンテストが始まった。鮮やかな衣装、心の奥底から絞り出されるメロディ、魂を揺さぶる太鼓の音・・・・・。勇敢、尊厳、歓喜、苦悩、やさしさ、、、、彼らの生きざま全てが伝わってくる。
Crow Fair  (クロウ祭り) について
★ 場所: モンタナ州 クロウエイジェンシー ( Crow Agency )、  ハイウェイ I-90 出口509
       ビリングスから45マイル
★ 日時: 毎年8月第3週の木曜日から5日間
★ 内容: パレード、インディアンロディオ、ワイルドホースレース、パウワウダンスコンテスト
★ 入場料: 年によって異なり、今年2009年は無料。 ロディオ入場料は$6.00。
★ その他: 食事やトイレの施設あり。 
★ 問い合わせ先: Crow Agency 電話 (406)-638-3700 FAX (406)-638-3881 
            簡単な日程は、www.crow-fair.com で見ることができる。

2009年7月1日、イエローストンホライゾンズゲストキャビンをオープンしました。  グラント紀代美さんからの通信

手前の建物がゲストキャビン。
右後ろがベッド&ブレックファスト。
用途とお好みに合わせて、ご利用いただけます。
どちらも、日本語OKで気楽です!!

できたてのゲストキャビン
環境にやさしい素材にこだわって、自分たちで建てました。

ダイニングから見たりビングルーム

広々スペースのリビングルーム
ソファはベッド内臓です

キッチン
自炊できるので、楽しくて安上がり!!

ベッドルーム
シングルサイズベッド2台のキュートなお部屋です。

ベッドルーム
クウィーンサイズベッド1台の落ち着いたお部屋です。
7月4日、なんとなく集まった友だちと一緒にゲストキャビンの試運転・・・・

キャビンの前に広がる景色は、ロッキーの大自然。
この日は自慢のクレージーマウンテンがちょっと雲に隠れてましたが、それでも、360度見渡せる壮大な景色に気分爽快!!


バーベキュー
おいしい肉のにおいがしてきた〜〜〜〜

ちょっと人生について語ってみようか・・・・青春する2人・・・・

青春もいいけど、やっぱり肉の焼け具合が気になるネ。

イエローストンホライゾンズ B&B と ゲストキャビン
どうぞよろしくお願いします。



▼2008/5/20 ケンイチ君の便り 「おひっこししましたよ」

本当に引越しってだるいわぁ。4年半で7回も引っ越してるし、夏休みが終われば8回目だわ。
まぁ契約とかあるからしょうがないんだけど、んでもダルっ!

ウェイパーを頂いて以来中華料理のレパートリーが広がってきているこの頃です。
ありがとうございます。学生の味方。
味覇(ウェイパァー)のイメージキャラって金さんに似てるよね。

今日から夏セが始まったよん。これから一ヶ月また忙しくなるわぁ。

今日時期米大統領候補のバラックオバマの演説を聞きに行きましたよ、一人で、しかも選挙権ないけど。会場は人いっぱい、NCAAバスケットボールでも人が埋まらないでかいフィールドハウスがフロアまでも人でいっぱい。

演説はオバマのマニフェストである医療、年金、授業料、やガソリンを中心に構成されてたけど、上手くジョークとか織り交ぜて聴衆の心理とか掴む感じのスピーチで噂通り圧巻だったわぁ。
あっという間の数時間でした。
あの人並にスピーチ上手くなりたいわぁ。

でも、どうなるんだろうね大統領選挙。最終的に黒人大統領、女性大統領はまだ時期的に早い見たいな感じになって、共和党のマケイン氏になんのかなぁ?でも日本にとっては共和党の方がいいのかもね。でもオバマもがんばって欲しいと思いまっする。

Change We Can Believe In

現在民主:共和=50:50らしいっすな。

んじゃ。

P.S. 下の写真のMの所にたってる子は多分可愛いっすな。ボケてわかりにくいけど、めっちゃ俺の方見て微笑んでるわ。




▼2008/4/17 ケンイチ君の便り 「春ですよーん」

モンタナのボーズマンはただいま季節の変わり目で、一日の中に晴れがあったり、雪降ったり、雨が降ったりして天気が定まりません。でももう五年目なので大した驚きもないです。
冬服はなにかと重いのでとりあえず暖かくなってくれればいいです。でも上下スウェットにクロックスのサンダルという究極コンフォタブル装備も捨てがたいと言えばその通りです。
去年の冬日本に帰る際、長時間の移動なので快適さを追及したところ上下スウェットにクロックスになったのですが、家に到着した際怖いと評判の妹に「これでかえってきたの?さいあくっ」と語尾にスタッカートがはいっちゃうくらい罵られましたがそれでも着る価値あります。今は忙しいですけど、そういうときに日記を書きたくなります。多分試験前に部屋の掃除をしたくなるのと同じところからきてると思います。
先週末ビール祭に行ってきました。アメリカ中のローカルビール、37社で100種類以上、が飲み放題だったので調子に乗って全種類テイストしてやろうと思ったのですが、感想も何も結局のところなんも覚えてませんわ。日本とアメリカ人のハーフのかわうぃうぃクリスティンちゃんと会ったこと以外あんま覚えてないっすわ。連れの子は車椅子の人とダンスをして盛り上がって男性からも女性からもハグとかされてうぬぼれていたらしいです。
今日2003年にノーベル平和賞をとった人のスピーチを聞いてきました。こういう人が世界のリーダーになんのかって分かるくらい強くバイタリティーを感じました。僕もああなりたいです。今は株の勉強とかしていて利子とか配当の算出とかしてるけど、実際リアルの株式投資では円高かなんだかんだあって負けちゃってます。でも外貨投資は上手くやってるっぽいので多分プラマイゼロって感じです。マネートークは基本的に好きです。
あと来週にマーケティングのプレゼンがあります。約1時間に渡りクライアントにどう会社をプロモートしていけば客をライバル社から取り戻してビジネスを軌道にのせるかを力説しないとだめっぽいです。本番前に少しお酒の力を借りようと思います。
はいっ!!!



▼2008/1/14 健一君からの便り

こんにちは。モンタナより健一でぇす。大阪ではお世話になりました。今度はもっ
と時間を作って遊びにいくんでお願いしますね。ちかちゃんの親友たちにもよろしく
行っといてくんなまし、あとパパさんにも。
帰ってきてから数日たつんですけどモンタナはめっちゃあったかいですよ、日本並
みに。気合入れて帰ったのに期待はずれですわ。清水の写真おくっときます。
もう一枚は僕の親友の結婚式の写真です。



▼2007/12 原田さんからレークマクドナルドの写真が届きました。
ご無沙汰しております。こちらモンタナは例年よりやや暖冬でサンクスギビング
にもほとんど雪が無く、ようやくこのところ少し積もってきたところです。


(C) Sumio Harada


2006/12/24 ビックマウンテン情報
写真@
先ほど日記に書いた自力で登っていった山頂にて。
何となくこれから下りていくところを見て嬉しそうなアンドリュー。←(aiさんのご主人です)
写真A
木の合間からカナディアンロッキーも見えました。
写真B
これはまた他のコース。スノーゴーストと呼ばれるカチコチに凍ってしまった木の間を滑ります。朝一のこの辺の雪質は最高でした!
by ai

2006.12.19 土曜日スノボー行きました。
雪質はビレッジの方の気温が高くて凍ってしまい、最高のコンディションではなかったけど、天気が良かったのでオーライです。バレーが見下ろせてよかったです。写真1
引っ越す前にもう一回行きたいなぁ。写真2 写真3
あと車寒すぎて動かなくなりました。エンジンがかかりません。だから今日は学校まで歩きです。
そういえば今日な・な・なんとTargetでJessicaとSaraとその友達の牛さんに偶然会いましたよ!!すっげー偶然。クリスマスショッピングにカリスペルまで買い物に来たらしいです。元気そうでした。    by ケンイチ

写真A:土曜日。久しぶりに暖かかったのでデジカメがOK。普段寒すぎで充電たっぷりでも写真撮れないのでここぞとばかりに撮って来ました。
    町は一日中霧の中でしたが、山の上は晴れ♪
    まさしく雲海の上みたいな感じです
写真B:East Rimというコースの入り口。最近では唯一パウダーが残っているのでよくこの辺に徘徊しています。
写真C:ビッグマウンテンはこんな感じのツリーランが沢山あります。ここは入り口で、ココから林の中に下りていくわけです。
<以下、看板表示がコレで良いのか?と思われるアメリカのスキー場ですが・・・>
写真D見えますか?“Clif”(崖)の看板。多分直径15cm位・・・
写真Eそんなちっちゃな注意書きですが無視してはいけません!! その下はこんな事になってますよ!!!
写真F:去年はこんな崖を“わざと”飛び降りパトロールのお世話になっている人を目撃しました。Extreme!!! ここはダブルブラックダイアモンドのEastrimです。by aiさん

早く遊びに来てくださいね〜☆
色々なコースがあって楽しいですよ!日本のスキー場と違って色々なところに入っていけるので楽しさも倍です。
まだ全面オープンまでは行きませんがかなり雪質はいいですよ!   by ai

 


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