2015年6月2日

6月2日、ポルト・サン・エルピディオにあるイエスの御心教会で日本からの巡礼団による日本語のミサが行われた。松村代表が率いるコミュニティ・ワールド主催の巡礼団で、現地在住の藤江一美さんが日本とイタリアの信者の交流の場を是非持ちたいと呼びかけて実現した。松村氏はプラートに本部を置くミゼリコルディアの大阪セクションの理事でもある。今回の巡礼団は5月26日に日本を出発し、フランスのルルド、フレンツェ、プラート、ロレート、ポルト・サン・エルピディオ、アッシジ、ローマを訪ねることになっている。
ポルト・サン・エルピディオでの交流は短い時間であったが、大変感動的なものとなった。大阪司教区の春名神父と、韓国人で現在は広島司教区で司牧している金神父の2人の司祭と現地のスタッキエッティ助祭により日本語とイタリア語でミサが行われた。ミサに続いて巡礼団の聖歌指導と添乗スタッフを務める福田浩子さんが感謝を込めて「アヴェ・マリア」を披露。そして巡礼団全員で「ふるさと」を熱唱した。その後、現地共同体の人達が心をこめて準備した朝食を食べながら交流会が開かれた。文化や言語の違いを超えて、同じ信仰、同じ隣人愛を分かち合う兄弟として互いに忘れ難い感動的な交流のひと時となった。 *教会新聞要約